寝る時意識してでも無になること…それが大事なんです

もともと神経質で…いろいろなことを深刻に考えすぎていて、新宿で健康診断を受けると頭が痛くなりやすい性質でした。思い悩むと眠れなくなることもしばしばで、人生にかかわる深い悩みを抱えた時なんかは食事もまともに摂れなくなり、「このままでは早死にしてしまうかも…」と感じるほどでした。

周りから見てもヤバかったらしく、「なんだかやつれているよ」と言われるほど。眠れなくもなり、いろいろな意味で本当にピンチになってきた時、ふと、考えを横に置いておくこと、を思いつきました。

簡単に言うと、忘れてしまうんです。忘れて寝てしまう、そのコツみたいなのをつかみました。

布団に入り、身体の力を抜き、なにも考えない。
なんだか修行のような感じですが、無になるんです。そうすると、いい感じに頭の中から悩みが消えて最初に眠れるようになり、そして食べられるようになり…。物事もうまく進むようになりました。

ちなみに、次の日の朝になったら、その悩みはもちろん忘れることはできていないのですが、それでも客観的になれるんです。

後で調べてみたところ、精神の安定には忘却は大事なんだとか。確かにそうだな、と思いました。寝る時だけでも意識して無になれば、かなりラクになります。精神の健康がなければ身体の健康もありませんから…。やっぱり休息は大事なんです。